こんにちは。
InnerScriptの須田智子です。
今日は、「11の月(スペクトルの月)」の締めくくりにあたって、
この1ヶ月間を振り返るための【手放しの記録ワーク】をご紹介します。
スペクトルの月は「解放」がテーマ。
なかでも今年の11の月は、「意図された奉仕」から、「自然な愛の循環」へとシフトしていく、大きな気づきと手放しのプロセスを私たちにもたらしてくれました。
自分では気づかないうちに背負っていた役割や「〜しなければ」に、そっと光が差し込んだ方もいらっしゃるかもしれません。
このワークは、そんな1ヶ月の体験を言葉にし、「本当のわたし」に還っていくための記録として活用いただけます。
深く優しく、心の声と向き合う時間になりますように。
Contents
【11の月】手放しの記録ワーク
─「行為が奉仕を溶かす」とは?─
1|“奉仕”とは本来、「自我を手放して流れる愛」
奉仕という言葉を聞くと、「誰かのために何かをすること」と捉えがちです。
でも本質的な奉仕とは、「わたしが〜してあげる」というエゴを超えた、“自然な愛の循環”。
「こうしよう」「役に立とう」と意図している時点で、少しだけエゴが混ざっていることがあります。
2|“ただ行為する”ことが、最も純粋な奉仕となる
「行為が奉仕を溶かす」とは、
自分の存在から自然とこぼれ落ちるように
目の前のことに没頭し、意図や見返りなく行う
そうした“ただの行為”が、
奉仕という「概念」や「期待」を溶かしていくということ。
意図された奉仕を超えて、
結果的に「誰かが救われる」「支えになる」ような力が、
最も純粋で、大きなギフトとなる。
まさに“行為そのものが、もっとも深い奉仕になる”ということなのです。
3|InnerScriptとのつながり
- 「わたしを整えること」が、まわりの人の癒しになる
- 「自分と向き合う」ことが、誰かへのギフトになる
- 「夢中で書いた言葉」が、誰かの人生を変える
こうした瞬間も、「行為が奉仕を溶かす」のひとつ。
つまり、“自分の道をただ生きる”という行為が、最も深く誰かに届く奉仕になるということです。
💫まとめ
「行為が奉仕を溶かす」とは――
見返りを求めたり、役に立とうと意図するのではなく、
“ただ在る・ただ行う”という行為そのものが、純粋な奉仕となって広がっていく。
その在り方こそが、
宇宙のリズムに沿った、本来の調和であり、
スペクトルの月の「なすがままにさせる」生き方そのものだと思っています。
🌕 11の月 振り返りワーク
テーマ:奉仕の解放と、なすがままにする智慧
スペクトルの月は、「解放」がテーマ。
蛇の力によって、不要な執着や奉仕のかたちを“溶かす”プロセスを通じて、
本当の調和へと向かっていきます。
この1ヶ月間であなたが経験した「揺れ」や「解放の兆し」を
ぜひ振り返ってみましょう。
1|なにを“解き放ち”ましたか?
この月、あなたが手放した「感情・関係性・役割」は何ですか?
手放すとき、どんな気づきや痛みがありましたか?
2|“なすがままにさせる”という姿勢を持てた場面はありましたか?
自分や他人を「コントロールしよう」としていた瞬間に気づいたことはありましたか?
そのとき、「任せる」「委ねる」ことができた経験はありましたか?
3|「奉仕」が“重さ”になっていた部分はありませんか?
誰かのために、やりすぎていたと感じることはありましたか?
「しなければならない」から「したい」への変化はありましたか?
4|“関係が変化すること”を、どう受け止めましたか?
価値観の違い・距離感・別れ……変化していった関係はありましたか?
「変わっていくことが調和である」と感じられた場面はありましたか?
5|この月を経て、“本当のわたし”はどう変わりましたか?
解放のあとに残った、「本質的なわたし」とはどんな存在ですか?
それを今後、どう育てていきたいですか?
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いかがでしたか?
ひとつひとつ、丁寧に書き出していくことで、
この1ヶ月のプロセスが “あたらしい自分への通過点” だったことに気づけるかもしれません。
手放しのあとに残るのは、軽やかさと本質。
「もうがんばらなくても大丈夫」と、
自分自身にそっと伝えてあげてくださいね。
このワークが、次の「12の月」へと向かう橋渡しとなりますように。
次回は、「未来を描くワーク」をご紹介します。

次回のCafeBlogもお楽しみに。
こちらで、解説しています。